“採血”だけで調べるがんリスク検診
当院では採血で分析を行いがんリスクの可能性を調べる検診も行っています。
血液検査のみのため従来のがん検診に比べ心身への負担が少ないことも大きなメリットです。
検査内容は以下の通りです。
当院では採血で分析を行いがんリスクの可能性を調べる検診も行っています。
血液検査のみのため従来のがん検診に比べ心身への負担が少ないことも大きなメリットです。
検査内容は以下の通りです。
会社名 | 商品名/リスク判定 |
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味の素 |
アミノインデックス(AICS) 男性
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アミノインデックス(AICS) 女性
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PreMedica |
ProtoKey® すい臓がんリスク検査
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ProtoKey® 大腸がんリスク検査
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マイクロアレイ血液
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レナテック |
メタロ・バランス 男性
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メタロ・バランス 女性
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血液中のアミノ酸濃度バランスから、さまざまな疾病リスクを1回の採血で評価します。その結果に基づき生活習慣に起因する疾病の発見や予防の機会創出をサポートし、健康寿命の延伸に貢献するサービスです。
大腸がんで、特異的に増減する血中ペプチド(タンパク質の一部)を測定。採血のみで、大腸がんの予防・早期発見にご活用いただけます。4種類のペプチド測定により、「がんに近い状態」かをリスク評価します。京都府立医科大学病院の研究成果から、感度82%、特異度93%と高い精度が示されています。
【参考文献】
Uchiyama et al. J Proteomics Bioinformatics. 2015, S5 DOI:10.4172/jpb.S5-005
Uchiyama K, et al, J Gastroenterol. 2018 Nov;53(11):1179-1185. Pub 2018 Mar 1.
すい臓がんによる死亡者数は年間3万人を超えると言われており、年々増加傾向にあります ※1 。すい臓がんは「消化器系がん」の中でも痛みなどの自覚症状が少なく、「早期発見が難しいがん」※2 と言われており、がんの中でも対処が難しい “最悪のがん” として知られています。
※1 出典:厚生労働省 人口動態統計によるがん死亡データ(2014)
※2 出典:大阪赤十字病院 がん診療情報・がん診療センター
すい臓がんで特異的に増減する4種類の血中ペプチド量(α-1-アンチトリプシン断片、フィブリノゲンβ鎖断片、フィブリノゲンα鎖断片、α-2-HS-糖タンパク質断片)を測定することで、すい臓がんのリスクを調べる血液検査です。
体内では、日々がん細胞が発生していますが、免疫細胞の働きにより排除されています。また、免疫細胞が活動する際には、mRNAという遺伝物質の合成を介して、適切なタンパク質が作られます。このmRNAは数万種類あることが知られており、がん細胞があるときには数千種類が特定のパターンで発現することが明らかになっています。 マイクロアレイ血液検査は、血液中のmRNAを抽出、反応パターンから消化器がんのリスクを調べる検査です。
マイクロアレイ血液検査は(株)金沢大学大学院医学系研究科の研究成果を基に開発された検査です。検査の測定・解析はキュービクスが実施しております。 この検査で遺伝病などに関わる遺伝子情報が知られることはありません。
血液中の微量元素の濃度バランスを解析することにより、がんが発症している可能性(がんリスク)を判別するがんリスクスクリーニング検査です。
【参考文献】Okamoto et al. J Cancer Epidemiology and Prevention 2020, 5:1