2010.08.17 当院が採用している遺伝子検査『ジェノマーカー』の妥当性について |
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2010年8月14日読売新聞朝刊に「遺伝子ビジネス野放し、根拠不明確な例も…規制求める声も」という表題での記事が掲載されました。主な記事の内容は、以下のとおりでありました。
●「子どもの才能がわかる」という中国の遺伝子検査を、国内の業者が大々的に宣伝、取り扱いを行っているビジネスが存在すること。 ●現在、国内には、多くの遺伝子検査ビジネス(商品)が存在しているが、これらのビジネスに関して、現状では法規制はないこと。
当院では、生活習慣病予防対策の重要な方策のひとつとして、遺伝子検査『ジェノマーカー』を採用しており、これまでにもご希望された受診者の方々に検査をご提供しておりましたが、この記事に関して、検査提供先であるG&Gサイエンス株式会社(福島県福島市)より、以下のとおりの説明がありましたので、ご報告いたします。
G&Gサイエンス株式会社は、厚生労働省、文部科学省、経済産業省のガイドライン(三省ガイドライン)、日本人類遺伝学会などの関係学会のガイドライン(10学会ガイドライン)、およびNPO法人個人遺伝情報取扱協議会の自主基準を十分踏まえた上で、遺伝子検査を安全に、そして安心してご利用いただけるように下記の取組みを行っております。
1)各種ガイドラインおよび協議会自主基準の遵守 ・検査説明書および同意書 ・検査の根拠と限界の明示 ・遺伝情報の厳重な管理
2)ISO9001:2008の認証 遺伝子検査「ジェノマーカー」は、データの管理を含む検査システムがISO9001:2008の認証を受けています。 これにより、ミスの無い安心して利用していただける遺伝子検査環境を構築しています。
3)遺伝子検査ビジネスの健全な発展への取り組み弊社は、遺伝子検査ビジネスにおける自主基準ならびに認証制度 を制定するために発足したNPO法人個人遺伝情報取扱協議会に2007年より参加し、自主基準の制定や一般の方 への啓発活動に参加し、2010年からは理事企業として積極的に参画、貢献しています。
新聞報道にもある通り、一部の遺伝子ビジネスの信憑性について問題視される意見はあるものの、当院としましては、“ジェノマーカー”が新聞報道にある遺伝子検査とは全く性質の異なるものであることを確信し、今後とも受診者のみなさまのニーズにお応えしていきたいと考えております。
◆2010年8月14日 読売新聞/YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100814-OYT8T00260.htm
◆当クリニックのジェノマーカーのご案内ページ
http://docmisao.jp/dock/senmon-f.html
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